Lesson14-2 マクロビオティックのレシピ スープ

みそ汁

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【材料】

  • 乾燥ワカメ:長さ2インチ(約5センチ)
  • 玉ねぎ:半玉
  • 水:1クオート(約1リットル)
  • 麦味噌:適量(出汁1カップに対し小さじ1/2~1杯程度)
  • ネギ:適量

【作り方】

  1. ワカメ(1人分は約1~3センチ)を5分ほど水につけて元に戻し、一口大に切り分けます。
  2. 分量の水とワカメを鍋に入れ、沸騰させます。
  3. その間に玉ねぎを薄切りにしておきます。
  4. 沸騰した汁の中に玉ねぎを入れ、しんなりするまで一緒に煮ます。
  5. 1度弱火にし、少量の水で溶いた味噌を加えてそのまま3~4分煮ます。
  6. お椀に盛りつける際にネギを散らせて完成です。

みそ汁の基本的な作り方が上記のようになります。
味噌のとぎ方は家庭によって変わってきます。上記のように別に溶いた物を後から入れる方法や、直接味噌を入れたり、お玉やこし器に味噌を入れて沸騰した汁の中で溶いて行く方法などたくさんあります。方法は違えどどれも同じ状態になるので、調理しやすい物を選んで実行しましょう。
他にも味噌の種類を変えたり、具材を変えたりしてオリジナルのみそ汁を作ることが出来ます。ですが具材によって煮込む時間が変わってきますので、味見をしながら茹で具合を確かめてください。
みそ汁の注意点として、作り立てが1番効果的に体を癒してくれるので可能な限り毎食作りましょう。食べきれなかった分を次の食事で温め直して食べるのも悪くないですが、効能が落ちているのであまりお勧めはしません。

すまし汁

【材料】

  • 豆腐:1/4丁以下
  • 干ししいたけ:2枚
  • コンブ:1枚(長さ7~8センチ)
  • 水:4カップ
  • しょう油:大さじ2~3杯
  • 長ネギ:適量
  • 海苔:適量

【作り方】

  1. 干ししいたけを水に10~20分浸して、元の状態に戻します。
  2. 干ししいたけの戻り汁と分量の水を鍋に入れ、シイタケとコンブも一緒に3~4分煮ます。
  3. 出汁が取れたらシイタケとコンブを取り出しますが、別の料理に使ったり一口大に切って具材にしても構いません。
  4. さいの目に切った豆腐としょう油を出汁の汁に入れ、さらに2~3分煮ます。
  5. 最後にネギと海苔をちりばめて完成です。

作り慣れてきたら具材を変えてみたり、出汁やしょう油の分量を変えて味付けを変えてみるのも楽しいです。

コーンチャウダー

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【材料】

  • 生のトウモロコシ:4本
  • セロリの軸:1本
  • 玉ねぎ:2玉
  • 水:5~6カップ
  • 自然海塩:小さじ1/4杯
  • 風味付け用のしょう油:適量

【作り方】

  1. 包丁などを使ってトウモロコシの粒を軸から外していきます。(時間がない場合は缶詰で代用しますが、添加物が入っている可能性が高いので常食はしないでください)
  2. セロリと玉ねぎをさいの目に切ってトウモロコシと同じくらいの大きさにします。(火入れが同じ時間になりますので、なるべく揃えてください)
  3. 鍋にしょう油以外の材料を全て入れて火にかけます。
  4. 沸騰したら弱火にし、蓋をしてセロリとトウモロコシが柔らかくなるまで煮込みます。
  5. 最後に味見をして足りなかったら塩やしょう油で味を調整しましょう。

このまま皿に盛りつけて完成でもいいですし、パセリや長ネギ、クレソン、海苔など好みに応じて色彩を足してもいいです。
また味付けや材料自体はシンプルなので、カボチャや豆類、ニンジンなど食べ応えがある野菜を加えたり、前のページで紹介した玄米クリームと合わせてシチューのようなものにして楽しいでしょう。
これらはスープとして食べる事はもちろん、余ったら主食と混ぜ合わせて猫まんまにしたり、一緒に一煮立ちさせればお粥にも変身します。
自然の食品が良かったり、化学食品がダメだったりと現代では色々制限が厳しいように感じますが、手間と組み合わせを用いれば多くのメニューが開発できます。この後にもおかずのメニューを紹介していきますので、参考にしてみましょう。