基本的に砂糖やハチミツを使った甘味は食べられないので、素材の甘味を利用したデザートが多く見られます。デザートの他にも主食のパンに塗れる甘い野菜を用いたジャムのレシピも載せますので、パンやデザートの味付けに使用してください。
煮リンゴ
【材料】
- リンゴ:1カップ
- 自然海塩:一つまみ
- くず粉:大さじ1杯
- 水:適量
【作り方】
- リンゴを薄切りにして切り分けます。
- 鍋にリンゴを入れて、半分浸かるほど水を入れます。
- その上から塩を振り掛けて蓋をし、弱火で10~15分ほど煮込みます。
- くず粉を同量の冷水で溶き、鍋に静かにいれます。
- 塊が出来ない様に、ゆっくりと鍋の中身をかき混ぜます。
- 煮汁にとろみが出来て、透明になれば完成です。
生のリンゴを用いて調理するのが一般的ですが、乾燥リンゴを用いても大丈夫です。その場合は煮る時間を20分ほどに伸ばしましょう。
リンゴの他にもアプリコットやモモ、梨など温帯地域で採れる果物でも同様の方法で調理できますので、好みの果物を使って応用してみましょう。
カボチャのプディング
【材料】
- カボチャ:1個
- 寒天フレーク:大さじ3杯
- 麦芽あめ:大さじ1杯
- 白ごまベースト:小さじ1杯(好みで量を変えてもよい)
- 自然海塩:小さじ1/8杯
- 粉末アロウルート:大さじ1杯
【作り方】
- まずカボチャが柔らかくなるまで煮ます。(約30分前後)
- 柔らかくなったら皮をむき、ハンドミルでピューレ状にします。
- カボチャを鍋に移し、その中に寒天フレーク、麦芽あめ、白ごまベースト、自然海塩を加えます。
- 火にかけながら混ぜ、途中で冷水で溶いたアロウルートを加えます。
- さらに5~10分ほど煮込みます。
- デザート皿に移し、冷蔵庫で冷やして固まれば完成です。
甘い野菜のジャム
【材料】
- 玉ねぎ:2カップ
- キャベツ:2カップ
- ニンジン:2カップ
- 冬のスクワッシュ(堅いもの):2カップ
- 水:2~2.5カップ
- 自然海塩:適量
【作り方】
- 全ての野菜をみじん切りにします。(果肉が大きい物にしたい場合は大きめに、細かくしたい場合はフードプロセッサーを使用してもいいです)
- 全ての具材を鍋に入れ、水を注ぎます。
- 沸騰したら弱火にし、ジャム状になるまで煮ます。焦げ付きそうな場合はその都度水を入れてください。(目安としては4~5時間)
- 自然海塩を加えて味を調え、さらに20分煮ます。
- ビンに詰めて冷蔵庫で冷やせば完成です。
ちなみに、数種類の野菜を用いた物をジャムと呼び、1種類の野菜のみで作った場合はバターと呼ばれます。たとえば玉ねぎの場合は玉ねぎバターとなり、ニンジンバターやカボチャバターなどもあります。