Lesson8-2 マクロビオティック食事法 その2

スープ

わかめスープ
食事の5%ほどの1品として扱い、味噌やしょう油、自然海塩で味付けした汁物を1~2杯飲むようにしましょう。さらに野菜や海藻、豆類、穀物を具材として扱って様々なメニューが考えられるので、工夫が簡単にできる料理です。

注意点

  • 基本となる料理はワカメと旬の野菜を具材にしたみそ汁です。それと可能であれば味噌は麦味噌、玄米味噌、豆味噌など穀物を使用したものが最適です。
  • しょうゆで味付けしたすまし汁も主流です。
  • 基本的に砂糖は避けるべき食材であるマクロビオティックにおいて、甘味は貴重な物です。なのでカボチャやニンジンなどの甘い野菜はスープにしてよく食べられています
  • 豆類を使用したスープは濃度が濃いので、腹持ちが良いです。
  • みそ汁の具材としてよく挙げられる豆腐や大根もよく扱われ、主食となる麺類をスープの中に入れて食べる方法もあります。
  • 動物性食品を口にしたい人は白身魚を使用したものなら時々食べても構いません。

野菜類

野菜売り場
野菜は食事の20~30%を占めるようにし、新鮮な物を扱ってください。調理法は基本的に蒸す茹でる炒めるに分かれ、その際に少量のごま油や未精製油を使用することは大丈夫です。青菜球形の野菜根菜をバランスよく食べるようにしましょう。
ほとんどは加熱調理したものを食しますが、生の野菜や漬物も少量取るようにしましょう。

日常的に用いる:青菜

キャベツ・クレソン・からし菜・白菜・根菜(人参、大根、カブ)の葉・パセリ・長ネギ・水菜・タンポポの葉・ブロッコリーの葉、クレソン

日常的に用いる:球形の野菜

ブロッコリー・カリフラワー・玉ねぎ・カボチャ・カブカンラン・ターニップ・芽キャベツ・根用セロリ

日常的に用いる:根菜

人参・ゴボウ・大根・赤カブ・レンコン・山芋

時々用いる野菜類

セロリ・フキタンポポ・きゅうり・ニンニク・グリンピース・マッシュルーム・赤キャベツ・シイタケ・サヤインゲン・サヤエンドウ・もやし・ズッキーニ

まれに用いる野菜類(なるべく避ける)

アスパラガス・アボカド・タケノコ・ナス・オクラ・ジャガイモ・ナズナ・ほうれん草・サツマイモ・ピーマン・タロイモ・トマト

注意点

  • 有機栽培オーガニックの物を出来るだけ使用しましょう。
  • 市販の野菜は農薬を使用している場合が多いので塩水で軽く洗って皮をむいて食べてください。
  • 新鮮な物が好ましいので、冷凍物や缶詰はあまり使わないでください
  • 定期的に消化に優しい青菜の蒸し物を食べるようにしましょう。
  • 胃腸が弱い人は温めた野菜を食べるようにしてください。
  • 野菜の炒め物やきんぴら、豆腐やテンペを入れたシチューを週に数回食べましょう。