Lesson8-4 マクロビオティック食事法 その4

調味料

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ここまで何度か説明したように、マクロビオティックで扱う調味料は基本的に自然海塩味噌しょう油の3つに分類されます。さらに化学処理を施されていない自然な製法で作られた物の方が好ましいです。
なお、こちらは調味料なので調理の時のみ使用が可能となり、「味が少し薄い」と感じて食卓でふりかけ感覚で使用することは出来ません。なので調理中に味見をして味を調えておきましょう。
自然海塩がミネラル分も取れて良い物だとしても、塩には変わりないので過剰摂取してしまうと塩分過多や陽性エネルギーの取りすぎで逆に体を壊してしまいます。こうならない様に塩は味を調える程度にとどめておきましょう。
味噌も2~3年熟成させた物を用いる方が好ましいです。もし熟成が足りない物ならソースやドレッシングなどの方法で時々用いる方法が良いでしょう。

日常的に用いる

麦味噌・玄米味噌・豆味噌(八丁味噌)・しょう油・自然海塩(未精製で白色の物)

時々用いる

しょうが・みりん・米酢・梅干し・練り梅・梅酢・ニンニク・レモン・赤味噌・白味噌・黄味噌・たまり醤油

調理用油

調理用に扱う油は冷温・圧搾などの自然製法で作られた未精製の植物油が主流です。基本的にマクロビオティックの調理法は蒸しや茹でる方法が用いられるので、時々食べても良い炒め物や揚げ物の際に使用できます。
これも調味料と同じように、調理の際だけ使用できるので食卓では使わないようにしてください。

日常的に用いる

ごま油・コーン油・からし種子油

時々用いる

紅花油・ヒマワリ油・大豆油・オリーブオイル・落花生油

漬け物

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漬け物は消化吸収を促進させてくれる効果を持っていますが、物によっては食品の効果が変わっていたり塩気を吸い過ぎている場合もありますので、1日大さじ1杯の量が適量です。

日常的に用いる

ぬか漬け・塩漬け・味噌漬け・プレスサラダ・ザワークラウト(塩漬けキャベツ)・たくあん・しょうゆ漬け・梅干し漬け

飲み物

主要となる茎番茶をはじめ、麦茶玄米茶など刺激や香りが強くないお茶は日常的に飲んでよい物です。水は質の高い湧き水井戸水フィルターろ過した水が最適です。
他にも野菜ジュースや穀物コーヒー、緑茶などを時々飲む程度は大丈夫です。アルコールも1ヶ月に数回、まれにたしなむ程度なら飲んでも構いません。

日常的に用いる

番茶(茎、枝)・麦茶・炒り玄米茶・湧き水・井戸水・フィルターでろ過した水

時々用いる

野菜ジュース・果物ジュース・タンポポ茶・穀物コーヒー・昆布茶・無双茶・緑茶・梅干し茶

まれに用いる

ハーブティー・ビール・ワイン・日本酒・豆乳・麦芽粉末飲料・炭酸