Lesson9-2 補助食品 その2

木の実・種子

クルミ
アーモンドや栗などの木の実種子も質量のわりにエネルギーが凝縮しているので体への刺激が強く、基本的には避ける食品です。ですが1週間に1回、小さなカップ1杯程度の少量なら食べても大丈夫です。しかし塩などで味を付けず、茹でたり炒めたりして柔らかくしてから素材の味を楽しむようにしましょう。
できればアーモンドやナッツ、クルミなどあまり脂っぽくない種類の物の方が好ましいです。それと自分が生まれ育った地域の気候に合った食品の方がなお良いです。
木の実や種子のバターも時々少量なら取っても構いません。中でもゴマやカボチャの種、ヒマワリの種などの油分が少ない物を選びましょう。

時々用いる

ゴマ、ヒマワリの種、カボチャの種、クリ、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピーナッツ、ペカンナッツ、クルミ、その他の温帯地域で採れる木の実や種子

スナックとデザート

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スナックやデザートなどと聞くと、砂糖菓子やチップスなどマクロビオティックの食事からは遠く離れたような食べ物を連想するかもしれません。ですがマクロビオティックでも自然の食品を用いたスナックやデザート類が多種多様にあり、時々食事の楽しみとして食べても大丈夫です。
もし甘味が欲しい際には甘い野菜を用いたソースドリンクジャムを使用して食事を華やかにすることが可能です。スナックももちおむすびなど穀物を主体にした物なら日常的に食べても構いません。ぽんせんやポップコーンなど焼いたり乾燥したりして固くなったスナックも、時々なら食べてもいいです。
しかし固い物を大量に食べた場合、硬化症状を起こす可能性がありますので食べ過ぎには注意しましょう。
濃縮した甘味である甘酒麦芽あめ玄米米あめなどから作られた甘味料も、時々なら食べても大丈夫です。
ケーキやパイ、クッキーなどのようなデザートらしいデザートは固く焼き締めるので硬化症状を引き起こす可能性がありますが、1週間に数回、楽しみとして食べる事は許されています。ですがこれはあくまで健康な人の場合の話なので食べ過ぎはダメですし、出来る事なら避けてほしい食べ物でもあります。

日常的に用いる:甘味

キャベツ・人参・クリ・大根・玉ねぎ・パースニップ・スクワッシュ・カボチャ、その他の甘い野菜のジャム

時々用いる:スナック

もち・麺類・ポップコーン(バターを使用していない物)・炒った全粒穀物・おむすび・種子や木の実・甘い野菜のドリンク・野菜寿司

時々用いる:甘味

甘酒・麦芽あめ・玄米米あめ・温めたリンゴジュース(炭酸入りも可)

まれに用いる

メープルシロップ・てんさい糖